若い女性に増加傾向の子宮頸がん

子宮頸がんは20代から罹患率が増え、ピークが30歳後半という、若い女性も注意しておきたい病気です。特に20代、30代は妊娠・出産を控える大事な時期ですから、早期発見・早期治療がとても大切になります。
当サイトでは子宮頸がんのことを調べて、わかりやすくまとめております。子宮頸がんについて少しでも理解を深める手助けとなればと思います。

子宮頸がんってどんな病気?

まずは子宮頸がんについて知っておきたいことをご紹介します。

<ポイント1> 初期症状はほとんどない
残念ながら子宮頸がんの自覚症状がほとんどないため、「気が付いたときは既に進行してしまっている」というパターンになりやすいです。そのため、早期発見するには子宮頸がん検診が非常に大切です。20歳を過ぎたら、定期的に子宮がん検診を受けるようにしましょう。
<ポイント2> 原因はウイルス感染
子宮頸がんの発症にはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染がほぼ100%関わっているといわれています。このウイルスは性交渉によって感染するので、誰しもが子宮頸がんになるリスクがあるのです。ちなみにHPVに感染しても、必ず子宮頸がんになるわけではなく、発症するのは0.15%といわれています。
<ポイント3> 子宮頸がんは「扁平上皮がん」と「腺がん」の2種類
子宮頸がんの多くが扁平上皮がんで検診の早期でも発見されやすいです。一方腺がんは検診で見つけにくく、悪性度が高いという特徴を持ちます。

検査について

子宮頸がん検診
自覚症状がほとんどない子宮頸がんは早期発見に「子宮頸がん検診」を受けることは必須。 20歳を過ぎたら定期的に受けましょう。
<主な検診内容>
問診、視診・膣鏡診、細胞診、内診
<ポイント>
20歳以上を対象に、「がん検診推進事業」から無料クーポンが配布されます。これを使えば無料で受信できます!
精密検査
子宮頸がん検診での細胞診の結果、ASC-US以上と診断された場合、精密検査を受けることになります。
<主な検査内容>
コルポスコピー検査、組織診
<ポイント>
精密検査となるとすごい心配になりますが、精密検査の結果でがんと診断される人はごくわずかで、0.1%未満といわれています。

治療について

治療法には「手術療法」「放射線療法」「抗がん剤治療」の主の3つがあります。基本的に早期は手術療法、骨盤壁までがんが進行している場合は、放射線療法や抗がん剤治療がメインとなります。

手術療法
<特徴>
がんを直接切除。主に早期の子宮頸がんに適用されます。 円錐切除術なら妊娠の可能性を残すことができます。
放射線療法
<特徴>
がん細胞に放射線を照射することで、がん細胞を死滅させ、増殖できないようにします。 根治療法としても用いられ、?期でも40〜50%が完治するといわれています。
抗がん剤治療
<特徴>
抗がん剤は全身にがんの働きを抑えます。放射線療法と併せて用いたり、再発や転移が見つかった時や、症状の緩和のために用いられたりします。

治療後で気になること

<再発や転移>
がんの治療後も気になるのが再発です。子宮頸がんの場合は転移よりも骨盤内に発生する局所再発が多いといわれています。なお転移の場合は、肺、脳、骨への転移が多いです。

<手術による合併症>
手術によっておこりやすい合併症には手術法によって異なりますが、排尿障害やリンパ浮腫、更年期のような症状などがあります。ここでは手術後の主な合併症の特徴や症状をご紹介します。